いろいろな税理士のタイプを紹介

世の中には把握しきれないほどの仕事の種類があり、その中でも事業者の考え方の違いによって、適用される商品やサービスの質にはバラつきがあります。

しかし、それを自由に許していたのでは、消費者保護の観点や、業界のモラルの欠如につながるとして、行政側で一定の規律を求めるために、規制やガイドラインを設けたりしています。

また、ある程度成熟している業界では、大手の業者が中心となって業界団体を設立し、自主的な努力として、業界内の活動指針などを設けて、サービスの品質の向上や維持に役立てています。

税理士は、言うまでもなく国家資格として成り立つ職業であり、士業として行政機関の一部の役割りも担う性格があり、より高いコンプライアンスを求められる職業です。

その中心となるのが、各地域の税理士会であり、会の活動を通じて、各税理士への情報提供や協力要請、啓蒙活動などを行っています。

こうした一定の規律を保ちながら、それぞれの得意分野を中心として業務に取り組んだり、税理士としての個性をアピールしながら営業活動をしています。

いくつか例を挙げてみると、最近増えていると感じるのが、記帳代行業務を前面に押し出した税理士です。

最近の個人や小規模事業での起業数の増加とともに、創業間もない時には、手厚いサービスの提供は不要で、その代わり経理業務の外注の感覚で利用したいという需要を満たしています。

これは税理士側から見ると、中堅から大手の税理士法人が、将来の顧客獲得につなげるために、多くの人的資源を活用して取り組んでいる業務であると言うことも出来ます。

また、以前ほどではありませんが、国税局や税務署のOBであることをセールスポイントにする税理士も少なくありません。

いわゆる天下りの感覚とは性格を異にしますが、当局側の人間であったことは、逆の立場に就いた時に強みになることもあります。

税務調査に強いというのが一番のアピールポイントであることが多いですが、担当してきた部署にも寄りますし、以前ほどナアナアが通じる世界でも無くなっているので、過度な期待は禁物でしょう。

意外と多いのが、特徴がないことが特徴の税理士です。顧問税理士に迎えてしまうと、実は一番厄介な相手になる存在です。

税務代理の他にも、節税対策や資金繰りの相談には乗ってくれるものの、どれもありきたりな当たらず触らずの提案ばかりで、さすが専門家の意見と評価出来る要素がなかったりします。

仕事は間違いなく遂行してくれるので、致命的なマイナス要因はないのですが、税理士にも積極的に経営に関与してくれることを求める向きには、頼りない存在に映るでしょう。

一方で、実務さえきちんとこなしてくれれば、経営には一切口出し無用という経営者には、重宝する存在とも言えます。

いろいろな税理士のタイプがいて、求められる需要も様々です。そこで重要になるのが需要と供給の適切なマッチングになるので、税理士紹介サービスなどのさらなる充実に期待したいところです。

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